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………………………★ 目次 ★……………………………………………

【1】ごあいさつ。

【2】11月の出来事

【3】今月の注目PT「易しいギルド入門」

【4】今月のオススメ「廃墟」

【5】テラロマ・ワールドガイド

【6】うんちくてらろまてぃっく その9

【7】あとがき。

……………………………………………………………………………………

【1】 ごあいさつ。

毎度ありがとうございます。
月刊テラロマ通信編集長のマリムラでございます。
寒さが厳しくなってきましたね。風邪などには気をつけて!

さて、皆様はいかがお過ごしですか?  
11月はお題の発表もありましたし、そろそろ募集開始のようですよ。
冬はみんなでお題に挑戦! 第16号、始まりまーす!


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【2】11月の出来事

11月に入ってから掲示板で話題になっていたことなどを取り上げます。

・短編リレーについて考える
 短編リレーを今のシステムのまま継続したほうがいいか、の意見募集でした。
 ゆるーいカンジの支持が多いようなので、今のまま継続で行きたいと思います。

・11月TOP絵
 全部絵がそろってなかったので、一部をランダム表示してありました。
 現在は全部で8枚の画像がランダム表示という、何とも贅沢な企画になってます☆
 投稿数の順に紹介させていただきますよー!

  1位:ギンエイ(スケミさん)
  2位:色PT(ロコさん)
  3位:アロエ&オーシン(熊猫)
  4位:光と影(Cakuさん)
  4位:もやしーず(フンヅワーラー)
  4位:立金花(みっちぃーさん)
  7位:アクマの命題(小林悠輝さん)
  8位:シベルファミト(千鳥さん)

  +logo(Cakuさん)

 絵師の皆さん、フンヅワーラーさん、小林悠輝さん、ご苦労様でした!

相変わらず掲示板を覗きながら(そしてコピペを多用しつつ)書いてます。
11月は掲示板の利用自体が殆どありませんでしたね。
でも、オエビの塗り絵が個人的に大ヒットでしたよ。見てない人は要チェック!!


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【3】今月の注目PT「易しいギルド入門」

編集長の独断と偏見で取り上げますこのコーナー。
栄えある第十五回は「易しいギルド入門」です。
Bランクの巨乳ハーフエルフと仮面のギルド初心者との美女コンビですよ!

※キャラクタープロフィールの参照用アドレスを毎回表記していましたが
 番号がずれることがあるということなので、今後は省きたいと思います。
 興味を持たれた方はお手数ですが、該当PCの名前を
 http://left.ivory.ne.jp/t-roma/pc_list/list.cgiで検索してみて下さい。


あらすじ

・【1】~著 チドリッヒ・マリームラ~
  深夜の港町で大量の料理を平らげる美女エンジュが聞き漏らしたのは
  隣に座る仮面の相棒の「この街にギルドはあるのか」という質問だった。

・【2】~冒険者ギルドの基礎知識~
  エンジュの希望とユークリッドの薦めにより都会を目指した一行は、
  ソフィニア方面へ向かう為、街道を東へと進んでいた。

・【3】~ソフィニア支部 受付~
  最近あまり治安が良くないソフィニアに着いた一行は、そのままギルドを目指す。
  建物の後ろから見える巨大な火柱が、彼女たちを歓迎していた。

・【4】~易しい仕事の選び方~
  冒険者ギルドへの登録を完了したシエルは、薦められるままに資料を覗き込み、
  明らかに初心者向けではない依頼内容に絶句する。

・【5】~ソフィニア支部 待合室~
  ユークリッドが情報屋としての仕事のために別行動を取ることになった。
  エンジュは、シエルが選んだ仕事に同行することにする。

・【6】~易しい仕事の初め方~
  受付から詳細の書かれた紙を三枚受け取り、ギルドを後にする二人。
  依頼者と落ち合うまでの空き時間に、シエルは洋裁店へ向かう。

・【7】~依頼人~
  チャーハン祭からシエルの元へと戻ってきたエンジュが見たのは、
  まるで駆け落ちの真っ只中にいる恋人たちのようだった。

・【8】~打ち合わせは綿密に~
  オフィ砂漠に棲むといわれる砂漠の民"ジグラッド"である花嫁の大事な半身である
  魔法生物・パティーを奪還することを中心に、作戦会議は続く。


以上、一話ずつのあらすじでした。
1話目の著者名は、先日のクイズの特典ですね(笑
一応、新しいギルド設定をふまえて書かれていますよ。ご一読あれ!


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【4】今月のオススメ


どうも、生きててすみません熊猫です…。
指名されて嬉し恥ずかし恥ずかし恥ずかし恥ずかしなのですが、
とりあえずさらに恥をさらしになんかやってきました。
というわけで散々迷ったあげくこのテーマで行きます…。


『廃墟』


一般的に『廃墟』というのは、人が住まなくなった城、
建物、家屋、市街地、廃坑など、荒れ果てた跡のことを
総じて言う言葉であります。

まず始めに断っておきたいのは、廃墟に入るという行為は
明らかな不法侵入になります。
さらにそこから看板のひとつでも持ってこようならば、窃盗、
程度が悪ければ器物破損にもなりかねません。

また近所住民に不審者として通報される可能性もありますし、
廃墟には浮浪者やその方面の方がいらっしゃる場合も
考えられます。

とまぁ、ここに挙げただけでもデメリットばかりな廃墟ですが、
それでも魅力を感じるのは、やはり造形の美しさとたたずまい
であると熊猫は思っています。

風雨にさらされ、植物群にとりまかれ朽ちてゆく、
無機100%の建築物が、ゆっくりと有機物と混合していきながら
崩れていくのは、考えただけでも哀愁を誘います。

普段、建築物に囲まれて生活している私達ですけれども、
建物自体に意識がいくという事はほとんどないと思います。
しかしひとたび廃墟ともなると、錆の浮いた壁や柱の一本に
いたるまで、すべてがとても興味深いものに見えたり、
事によっては新築のそれよりも美しいと感じられる部分が
見えてくるから不思議です。
建物は人が作れますが、廃墟は人の手では作れません。

廃墟は前述の通り、非常にデメリットの多い『物体』です。
人は新しく物を作ることしかできませんで、古いものは
壊していきます。そうやって廃墟はなくなってゆきます。

さきほど廃墟は『近代遺跡』と言いましたが、遺跡ならば
保存されます。しかし廃墟はどうあっても失われる存在。
たくさんの負の要素に巻き込まれて消えてゆくもので、
本来ならば興味などひかないはずなのですが、なぜか
熊猫はとっても廃墟がいとおしく感じるのです。


次は熊猫さんのご指名で周防 松さんにお願いしまーす!
期待してますよ☆


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【5】テラロマ・ワールドガイド   その14

                     「人狼」by魅流さん

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砂漠に住む人狼族に関するレポート


    農学部動物行動学科 05AE1359 タケシ・ヨウロウ


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1.獣人族と人狼族の違いについて

 本文に入る前に、獣人族と人狼族の違いについて定義をはっきりとさ
せておきたいと思う。コトーラン・ローレン著の『コンペイトウの腕環』
には、"獣人:人と動物の特徴を併せ持つ亜人種"とあり、また"人狼:人
の形態と狼の形態の両方を持つ。人間の時は完全に人間の姿を取り、特
定の条件によって獣人のような亜人の姿に変体する特性を持つ。稀に完
全な狼の姿へと変化するものもいる"という風に定義されている。
 今回、レポートの題材として扱う砂漠の民ジグラッドは、後者である
人狼族に当てはまる種族である。


2.砂漠の民ジグラッドの誕生

 ジグラッドは、砂漠の民という名前が示す通りオフィ砂漠を定住の地
としている。生き物が住むにはおよそ適しているとは言えない環境に彼
らが住むようになった現実には、彼らについて語るに於いてけして避け
る事の出来ないある不幸なエピソードが深く関わっている。
 遠い昔、ある一人の人狼が無差別に人を襲い多くの被害を出した事件
をきっかけとして、それまで人狼族に対して容認的であった当時の社会
風潮が一変し、『人狼許すまじ』というスローガンを前面に掲げ、人狼
族に対する大規模な弾圧が行われたのだ。住処を追われた人狼達の一部
が辿り着いたのがオフィ砂漠だ。そこで彼らは街があるオアシス地帯を
避け、人が住まないような厳しい環境を転々と移動し生活する流浪の民
となったのだ。おおよそ哺乳類が住むに適しているとは言えない砂漠の
環境に適応するまでには、半端ではない犠牲と努力や労力が支払われた
事は想像に難くない――。そうして、彼らは砂漠の生活に適応し細々と
暮らすようになったのだ。これが、砂漠の民ジグラッドの誕生の瞬間で
ある。

 余談ではあるが、この人狼弾圧の件に関しては現在でも賛否両論が存
在し、賛成派が「獣混じりなどに人間としての理性を期待するのが間違
いだったのだ」と言えば、反対派は「人間だって理性で抑えきれずに罪
を犯してしまう事は多々ある。彼らだけ弾圧するのは不当だ」と言葉を
返す平行線の状態となっている。


3.砂漠の民ジグラッドの風習

 ジグラッドには、砂漠に適応する段階でついたであろう数多くの風習
を持つ。この項ではそのいくつかついて紹介しようと思う。

 まず、その風習の中でも特に独特だと思われるのが、子供が生まれる
のに合わせて魔法生物を生み出し、子供と共に行動させるというものだ
ろう。生み出された魔法生物は大概が自然界の生き物を模しており、そ
の形態は千差万別である。この魔法生物達にはナビゲーターとしての機
能が備わっており、常に砂漠で移動を繰り返す部族の位置が分かるよう
になっているのだ。彼らがいればなんらかの事情で部族が散り散りにな
っても簡単に合流できるのである。地形が常に変わり、特定の目印など
を用意しにくい砂漠地帯で暮らすものならではのアイディアと言えよう。
また、この魔法生物は生まれた子供にとっては友であり、兄弟であり、
教師である。行動を共にさせることで子供たちの精神の成長が円滑に行
われることも期待できるし、さらには総人数20人~30人という極めて少
ない部族の中で、必然的に少なくなるであろう同世代の友達を子供に与
えるという意味でも有効である。非常によく考えられた風習なのだ。
 その関係でこの部族では代々魔法生物を生み出す方法を口伝している
と言う。だが、残念ながらというべきか当然というべきか、その技法は
門外不出のもので知ることはできなかった。

 また、彼らは近親婚を是としている。これは砂漠という厳しい環境で
どんどん数を減じて行く上に、砂漠に入った事情が事情ゆえに外に配偶
者を求める事ができない所為であることは容易に想像できる。もっとも、
最近では近隣の村に嫁いだり、あるいは逆もあるようで少しずつこの風
習は廃れてきているらしい。なお、ジグラッドだけがそうなのか他の人
狼族もそうなのかはわからないが、彼らの子供は皆人狼としての特性を
持つようだ。

 余談になるが、人狼族の寿命はだいたい人間よりも短くなっている。
どのくらい短いかは種族ごとに異なる場合もあるが、大体は50年前後、
60年も生きれば十分に長生きと言ったレベルである。

4.砂漠の民ジグラッドの生活

 さて、いままでは彼らの歴史や風習について述べてきたが、この項で
は実際の彼らの生活について触れてみようと思う。彼らがオフィ砂漠の
中を移動し、生活しているのはいままでにも軽く触れた通りなのだが、
当然それだけではいろいろと不足するものもでてくる。そこで彼らは行
商人たちに紛れて砂漠で集めた珍しいものを売りさばき、生計を立てて
いる。彼らほどかのオフィ砂漠を渡り慣れている者達は他にいない。だ
から、彼らが砂漠周辺の街とオアシスの側の町での交易の大部分を引き
受ける事になったのは必然であると言ってもいいだろう。
 ジグラッドの民の変身条件は、夜になる事、極度の興奮状態になる事、
そして生命の危機に陥る事の三つがある事が分かっている。つまり、昼
であればそう変な事でもない限り普通の人間と変わらないのだ。故に、
彼らが交易をする町でももしかしたら彼らの正体に気づいていない所も
あるかも知れない。だが、調べた限りでは彼らの正体に気づいた上で取
引を続けている町も多くあるようだ。これをきっかけに人間と人狼族と
の間の溝が少しでも埋まればいいと愚考する次第である。
 また、彼らの生業にはもう一つ、ロゴの調教というものがある。人と
動物の間に位置する彼らは双方に意思疎通が可能であり、時々その仲立
ちをすることがある。また、ロゴの育成にも長けており、彼らの育てた
ロゴは力強く、より多くのカロリーを蓄える事を可能としているようだ。
それを近隣の村で卸し、やはり生計の一環としているようだ。

5.まとめ

 以上のように、砂漠の民ジグラッドはいまやオフィ砂漠の近くに住む
者にとってはかなり重要度が高い存在となっている事が見て取れる。だ
がその一方で、ジグラッドのほとんどの者が50年という短い生涯をオ
フィ砂漠の中で閉じてしまうという残念な現実もある。
 過去に悲しい事件があったのは事実で、それゆえの行き違いが生じて
しまうのはどうしようもないことかもしれないが、少しずつでも溝が埋
まり、やがては彼らのなんの気兼ねもなしに外に出てこれるような時代
になる事を祈りつつこのレポートの結びとしたい。


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【6】うんちくてらろまてぃっく その9


オプナ   「さて、今回も引き続き召喚魔法よ」
ヴァネッサ「たしか……」
アベル   「そんなに便利なことばかりじゃないって話」
ヴァネッサ「でも、自分の代わりに戦ったり助けたりして
      くれるんだから、便利そうですよ」
アベル   「だよなー」
オプナ   「そうね、実力以上の力が使える可能性がある
      のはこの系列ならではだし、基本的には自分
      が消費するものが少ないのも特徴ね」
アベル   「いいとこづくしじゃん」
オプナ   「だけどね、そんな都合のいい話ばかりではな
      いのよ」
ヴァネッサ「契約、ですか?」
アベル   「でも、魂がどうこういったって死んだ後の話
      じゃあんまり関係なさそう」
オプナ   「そういうところは、やっぱりお子様ね」
アベル   「だれがお子様だ!」
オプナ   「いーい?坊や達。契約なんていったところで、
      それを結んだ両者が対等じゃなければいみな
      いの」
アベル   「へ?」
オプナ   「契約した悪魔はむしろ敵なのよ。常に人間を
      貶めることばかり考えてて、土壇場で裏切る
      なんて話はむしろ普通よ」
ヴァネッサ「契約を破るのですか?」
アベル   「それだったら契約なんてそもそも意味無いん
      じゃないの?」
ヴァネッサ「そうよねぇ」
オプナ   「そこが悪魔達の狡猾さよ。ルールがあれば、
      攻略できると思うのが人間心理。勝算がまる
      でなしじゃ悪魔に会おうとすらしないでしょ?」
ヴァネッサ「隙を見せてるってことですか。でもそれは逆
      に人間も契約を無視できるのでは?」
オプナ   「そうね、普通はそう思うわね。でもね、契約
      のとき使われる力は悪魔の力よ。人にしか作
      用しないのがまあ常識ね」
アベル   「うむむむむ、たしかに契約どうのこうってや
      つは思ってたやつとは違うみたいだけど、最
      近は完全支配してくやつあるじゃない?」
ヴァネッサ「そうね、魔法が増えたり眷族まで支配できた
      りしないけど、一ユニットとして支配するタ
      イプなら、そんなだまされたりなんてこと無
      いのでは?」
オプナ   「そうね、真の名で存在を縛ったり、戦って倒
      すことで言うことを聞かせたりするやつね」
アベル   「それそれ」
オプナ   「でもね、考えてみて。普通力づくで言うこと
      聞かせられて時には命もかけさせられる……、
      黙って言うことをきき続けるかしら」
ヴァネッサ「……考えたことありませんでした」
オプナ   「まあこっちのタイプはゲームで広まったから
      ね。小説だとモンスターコレクションのシリ
      ーズがここの問題を書いてるわね」
アベル   「うーん、なんにしても問題なのは召喚される
      側にも心があるってとこかぁー」
ヴァネッサ「……そうね」
アベル   「ん、でもさ、ゴーレムとかはいいんじゃない?」
オプナ   「ふふ、でもあれは召喚魔法とは違うのよ」
アベル   「あれ?そうなの?」
オプナ   「うーん、そうね、じゃあ次はゴーレムにしよっか」
アベル   「はーい」
ヴァネッサ「はーい(なんだか私は使いそうに無いけど)」


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【7】あとがき。

今回から新企画発動です。熊猫さん、ありがとうーv
12月はお題に挑戦!企画も始動します、いろいろ楽しみですねv

そしてこんな所で宣伝!
MLでも改めて流れるとは思いますが、この冬一押し企画!
「テラロマお題に挑戦!」が始動ですよー!!
ロマンス通信2のNo:59で事前にお題が発表されているから、
書き始めている人もいたりして?
皆さん、どんどん参加してくださいね☆

なにはともあれ第16号発行です。
前回に引き続き、

・読みたい記事内容
・読みやすくするためのアドバイス
・投稿記事(アナタの書いた内容が記事になります
・その他諸々の協力者

など、随時募集しています。
他にも、うんちくてらろまてぃっくのネタやキャラの使用許可も歓迎です。
もちろん、コーナーを丸々書いちゃうコトも可能ですので、どうぞよろしく!

「テラロマ・ワールドガイド」では、投稿内で出てきた地域や施設、アイテムなどの
情報を募集しています。こちらは担当者・葉月瞬までお願いします。

現在協力者3人。お世話になります(ペコリ
このPTを取り上げて欲しい、という自己申告なんかもアリですよ。
記事に問題があった場合は、苦情もしっかりお願いします。

苦情やご意見はマリムラmarimura@hotmail.comまで
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