月刊テラロマ通信・第１０号

………………………★　目次　★……………………………………………

【1】ごあいさつ。

【2】５月の出来事

【3】今月の注目ＰＴ「ヴィルフリード＆ディアン＆フレア＆リタルード」 前編

【4】今月のオススメサイト「乱刊・とくある通信」

【5】テラロマ・ワールドガイド

【6】うんちくてらろまてぃっく　その５

【7】あとがき。

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【1】 ごあいさつ。

毎度ありがとうございます。
月刊テラロマ通信編集長のマリムラでございます。
お陰さまで気がつけば第10号。二桁ですよ。皆様に感謝です。

さて、皆様にはそろそろ定着してきたでしょうか？
慣れそうで慣れない月末日発行。毎回あたふたしております（苦笑
ボロが出ないよう祈りつつ、第10号、始まりまーす！


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【2】５月の出来事

５月に入ってから掲示板で話題になっていたことなどを取り上げます。

・短編リレー・お題更新しました
　http://tmr.gozaru.jp/relay.htm
　次のお題募集は10月予定です。絵師の皆さん、お待ちしています（平伏

・とくある通信・６号発行
　http://left.ivory.ne.jp/tokuaru/
　何ヶ月ぶりだろう！　とくある通信の６号が発行されましたよー！
　何か希望があるヒトは、とくあるさんへ直接メールを送りましょう！

・ＭＬ再登録
　陽さんの復活宣言です。おかえりなさいー！
　ＰＣは新キャラ・リーデルさんでの再出発。これからが楽しみですね☆

・めげずに　しぃオエチャ
　http://photos.yahoo.co.jp/soramanian
　ＧＷえちゃの成果が見れますよ。一度覗いてみては？

・チャットって
　時々不具合が確認されているチャットですが「無料なので我慢しましょう」（ぁ
　若干の（そして重要な）注意事項も載ってます。一度ご覧あれ。

・イラストについて、
　http://terra_romance.shrine-maiden.org/top.jpg
　ＴＯＰ絵が更新されました☆　
　「世界ヘ」とコメントを寄せてくれた日野彩女さんの作品です。

・ＰＬリストの状態について
　フンヅワーラーさんの「状態」説明スレ。
　「休止中」の新人さんが早く「活動中」になるといいなぁ。

・プロジェクトA。
　http://sv1.g-panda.sagasi.jp/
　「オエビの神様」熊猫さんが、サイトを立ち上げたそうですよ！

・☆☆☆バナー募集☆☆☆
　http://terra_romance.shrine-maiden.org/first/f-4-3.htm
　引き続き募集しています。バナー募集の期限は無期限だそうです。

・チャットに関してのお知らせMkII
　http://terraromance.crown.cgiboy.com/
　サーバ不安定時の退避用予備チャットを用意しました。チャット→ＨＯＭＥです。
　安定性は抜群だと思われますので有事の際にはご利用くださいませ。

・顔出せなくてすみません
　たじぼんさんの復活宣言です。おかえりなさいー！
　ＰＣは新キャラ・ギュンターさんでの再出発。これからが楽しみですね☆

・集え、勇気あるＰＣよ
　虹追いＰＴのＰＣ募集です。天然不思議娘と仙女さんが付いてきます（ぉ
　とりあえず戦闘シーンでなんらかのアクションが出来るキャラは是非。

・ＴＯＰ担当絵師の再確認
　ＴＯＰ絵の順番は以下のように変更になったようです。

　６月　　聖十夜様
　７月　　砂流ロコ様
　８月　　小林悠輝様
　９月　　熊猫様
　10月　　みっちぃー様
　11月　　フンヅワーラー様
　12月　　Ｃａｋｕ様

　絵師の皆様で間に合わない場合は、早めにムリせず素直にご連絡ください。

・短編お題のＣＧＩのＵＲＬ
　短編お題のＣＧＩのＵＲＬが前のサーバーのになっていました。
　慌てて修正しましたが、ご迷惑をおかけしました＜担当者・マリムラ

相変わらず掲示板を覗きながら（そしてコピペを多用しつつ）書いてます。
今月は一気にバナーが増えましたね。企画モノのバナーもなんだか楽しそうです。
そして久しぶりにとくある通信が！　復帰も二名で賑やかになりそうな気配です。


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【3】今月の注目ＰＴ「ヴィルフリード＆ディアン＆フレア＆リタルード」 前編

編集長の独断と偏見で取り上げますこのコーナー。
栄えある第九回は「ヴィルフリード＆ディアン＆フレア＆リタルード」前編です。
毎回違う色の名前をタイトルに使ってきたこのＰＴ。 一回では無理です（ぁ
おまけに今までのタイトル全ても羅列したいと思います。

※キャラクタープロフィールの参照用アドレスを毎回表記していましたが
　番号がずれることがあるということなので、今後は省きたいと思います。
　興味を持たれた方はお手数ですが、該当ＰＣの名前を
　http://left.ivory.ne.jp/t-roma/pc_list/list.cgiで検索してみて下さい。


あらすじ

　フレアが宿を探している時にすれ違ったのは、どうみても着ぐるみのクマだった。
宿を出て酒場へ向かおうとしていたヴィルフリードは、その事実に動揺しているフ
レアにぶつかってしまう。そんな二人を半強制的に宿の食堂まで連行し、何事もな
かったかのようにクマの中から顔を出したのは、女の子のような外見を持つリタルード。

　微妙にかみ合わない会話の最中、フレアの表情が一変し、宿を飛び出していく。
そこには強大な魔力を宿へと向ける６本指の青年が佇んでいた。
　フレアの真っ直ぐな目に、少し間をおいて嘆息する青年。彼がやっとそこで腕を
下ろすと同時に、フレアの胸から暗く重い緊張が抜けた。気が付けば二人が様子を
窺っている。
「…僕の事はゼクスとでも呼んで欲しい…。また会おう」
　そう言い切って、ゼクスと名乗った青年はいきなりきびすを返す。フレアは混乱
して、ただその後姿を見ていることしか出来なかった。

　食堂に戻ると、丁度注文の品が運ばれて来たところだった。
　関わらせてはいけない。フレアはそう思って平静を装うとしていたのに、リタと
ヴィルは当然のように警告し、情報を提供する。
「僕には僕なりの事情があるってだけじゃ……納得してもらえない、かな？」
「他の人にちゃんとわかるように言ってないのは自覚してるよ。でも、僕がそうい
う理由でフレアちゃんにくっついていたいっていうのはわかってもらえる？」
　そう言ったリタは、ヴィルを巻き込み、フレアと同行する同意を取り付けた。

　夕飯の後、自室に戻っても落ち着かないリタ。胸の奥で鈴が鳴りつづけるような、
気が高ぶる感じが治まりそうにないのだ。ゼクスに呼ばれているような気がして、
リタは誰にも告げずに宿を出る。明日の朝食の心配をしながら……。
　その頃。三日遅れでフレアに追いついたディアンは、彼女が宿を取る際に連れが
居たという事実に驚きつつも、驚かせようと同じ宿に部屋を取った。別れを恐れ出
会いを喜べないフレアと、彼女の不器用で真面目な性格に複雑な心境のヴィルは、
一緒に酒を酌み交わす約束をするのだが……。

　リタを呼んでいるのはゼクスではなく兄のエルディオだった。彼はリタの髪の毛
と特殊な札の力によってリタを呼びだし、ゼクスの探しているという短剣を押しつける。

　フレアがヴィルを部屋に招き入れるところを目撃したディアンは、誤解と嫉妬で
フレアを泣かせてしまう。ヴィルはその態度に苛立ちを覚えるが、フレアに止めら
れ、何もできない。フレアはディアンの部屋へ行き、事情を説明したが、彼は返事
もしなかった。

　かなり朝早く、ヴィルはリタの元気な声で起こされた。いくつかの会話の後リタ
が部屋を出ようとすると、椅子に躓き、ヴィルを下敷きに倒れてしまう。そして、
その光景を偶然目撃したディアン。フレアに掛ける言葉が思いつかずに頭が一杯の
ディアンは、ヴィルと目が合ったモノの彼の鼻先で力一杯ドアを閉め、蝶番を壊し
てしまう。
　その後食堂で緊張の中何とかフレアに声を掛け、ディアンはようやくフレアとい
う旅の仲間と分かれるつもりはないという意志を伝えることが出来た。
　一方、大人の態度で話し合おうと思っていたヴィルはディアンの態度に何かが壊
れる。リタを巻き込んで、ディアンにトコトン嫌がらせをしてやる決意を固めたのだった。

　部屋に閉じこめられたヴィルとリタは窓から脱出という強硬手段に出るが、ソコ
に現れたのは、６本指のゼクスだった。彼は瘴気にあてられたフレアを夢の世界へ
突き落とした。
　ディアンはゼクスの腕を切り落とすが、ソコに流れるはずの血はなく、何事もな
かったかのように腕は接着し、動く指。そしてソレを「特技」だというゼクス。
「脳に刺激をある程度与えて夢を見てもらってるだけだよ。命に別状は無い」
「目が醒める方法は二つだ。自力で目覚めるか。僕が目覚めさせるか」
「……興味が湧かないか？
　打ちのめされた彼女の姿。狂う彼女の姿。……もしくは、それを打破する彼女の姿」
　唄でも詠うように、ゼクスは語る。そして、うっとりとした表情で、フレアを見つめた。

「明日、もう一度来るよ。それまでに目が醒めていなかったら、彼女を起こす。
　それまで、細切れにするのを待ってもいいとは思わないかい？」
「危害を加えるつもりは無いよ。だって、僕は彼女が好きだからね」
　そう言って歩みを進めるゼクスの足取りが、リタの隣で止まった。
「……そうそう。返してもらおうか？　そのキミの持っている、モノ。
　それは、君にとっては何の意味が無いモノだ」
　その声の底には冷たい氷のような冷たさが含まれていた……。


以上、22話までの大雑把なあらすじでした。 長いので前編って事で勘弁して下さい。
あれ、あらすじってもっと纏まっているモノだって？……気にするな☆
一段落で二手に分かれた彼らの今までの軌跡。読み応えがありますよ！
二手に分かれたそれぞれのＰＴの今後にも期待していますv

では、今まで使用されたタイトルの羅列。いってみよー！

・ハニーイエロー　Honey Yellow
・ワイルドファイア
・Cement
・バニラクリーム
・ハイドラント
・ウスニビイロ
・パンプキン
・バージンスノウ－雪月花－
・インディアンレッド
・Rose Grey
・トリノコイロ
・バニラホワイト
・アカネ
・ダークスレートグレイ　dark slate gray
・サンライズイエロー
・ミルキーホワイト　ー（仲直り）ー
・チェリーブロッサム
・暗黒
・カナリア
・ホワイトストリーム
・レッドオキサイド
・赤墨　akazumi
・サンダースホワイト
・サードニクス
・Raven
・エクリュー
・エーデルワイス
・シャイン
・Ash Grey
・ネイブルス
・タフタホワイト
・キャビ・オ・レイト
・橡　-つるばみ-
・ヒイロ
・青墨　aozumi
・フレイムオレンジ
・フォギーローズ
・bore white
・ファウン
・Dove Grey
・Chidish darknes
・バタフライイエロー
・リアルガー
・ゼニスブルー
・カーテンコール
・White & Darkness
・Fog
・ファイアー・アゲート

　……並べてみると圧巻ですねー。


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【4】今月のオススメサイト

　・今回の標的
　　　「乱刊・とくある通信」
　　　　http://left.ivory.ne.jp/tokuaru/

えー。
とくあるさんが勝手に設定し、勝手に執筆している戦闘主体の短編置き場です（ぇ
随分久しぶりな発行で忘れられているかも？ということで取り上げてみました☆

テラロマのＰＣ同士で「戦闘させたら面白そう！」というツボをおさえた作品群。
見事とくあるさんの創作意欲を刺激することが出来たら、
あなたが見てみたい組み合わせが実現するかも知れませんよー！
気長～に待てる自信のある人は、自ＰＣの戦闘設定などを送りつけても楽しいかも。
戦闘描写が苦手な人は、ログを読むのも参考になりますね。


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【5】テラロマ・ワールドガイド　　その10

　　　　　　　　　　　　　　　　　クーロンの占い館「幻蝶館」by　千鳥


　　力と金が全てを支配する犯罪都市クーロン。この街の北端の館に、大陸一の
　占い師、または「クーロンの道標」とも呼ばれる女占い師エルゼが住んでいる。
　その呼称のとおり、クーロンの組織幹部に多くの信奉者が存在し、彼女の言葉
　は時にクーロンの情勢すら動かすと言われる。
　　エルゼの住む館は「幻蝶館」と呼ばれ、エルゼの弟子たちが住んでいる。エ
　ルゼの影響力から、女だけが住まう占い館はクーロンから一線を画した治安の
　良さを誇っていたが、弟子の一人が館内で殺された事件は記憶に新しい。クー
　ロンの住人にとっては関心の薄い事件であるが、影ではＡランクのギルドハン
　ター「戦く大地」が関わっているとも噂されている。　
　　己の過去を追う桜坂八重も、エルゼの導きによってエルフの森を訪ね、過去
　の自分の因縁とヴェルンという失われた王国の情報を手に入れた一人である。
　エルゼに会うには、莫大な報酬とコネ――そして何より運が必要だ。
　　名誉と富を求める冒険者諸君も、新たなる運命を切り開く鍵として「幻蝶館」
　の扉を一度叩いてみてはいかがだろうか。

　参考ＭＬ　『ロッティー＆レイブン　四つ羽根の死神』
　　　　　　『にんじんと私』八重＆イートン


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【6】うんちくてらろまてぃっく　　その５


クレイ「はーい、うんちくもついに５回目。なんと半年も
　　　　たつんですよー」
カイ　「そうだな12月から……5回目？」
クレイ「（……うっ！）」
カイ　「ふむ、なんだか数が合わないような……」
クレイ「な、なにいってるんだ、カイ。気のせいだよ」
カイ　「……そうか？　……まあそれなら、そういうこと
　　　　にしておくか（ニヤリ）」
クレイ「ほ、ほら、そんなことより、今回のお題（アセ
　　　　ッ）」
カイ　「そうだな、今回は『魔法使い』だ」
クレイ「ファンタジーといえば、だな」
カイ　「クレイに任せておいたおかげで、いきなりマニア
　　　　路線から始まったから、むしろ違和感があるかも
　　　　しれんな」
クレイ「う……カイも乗り気だったくせに……」

クレイ「では、気を取り直して、魔法使いといえば、ロー
　　　　ブに杖という定番スタイルで魔法という超常の力
　　　　を行使する人たちのことを言うわけだが……」
カイ　「火球の魔法は定番中の定番だから、これなら知ら
　　　　ない人はいないだろう」
クレイ「攻撃力としてみた場合、一撃の破壊力では魔法に
　　　　かなうものはないね」
カイ　「だが大抵の場合たいした武装ができないようで、
　　　　接近戦には弱く、俗に紙の防御力などと揶揄され
　　　　ることからもわかるように、ひ弱であることが多
　　　　いという面もある」
クレイ「王道といえば、まだイメージは変わらないよな」
カイ　「ふむ、しかしその程度のことはあえて語るまでも
　　　　無くファンタジーに心惹かれるような輩ならば、
　　　　常識のだぞ？」
クレイ「そう、常識なわけだが、もともとの魔法使いはち
　　　　とちがうってことなんだけど、知ってるか？」
カイ　「もともとの魔法使い……」
クレイ「そもそも魔法使いとは『常識の外の人』なんだ」
カイ　「……魔法を行使するからじゃないのか？」
クレイ「魔法はあとづけなんだ。神話の神様が使う力は魔
　　　　法とはいわんだろ？」
カイ　「む、神がでてくるのか」
クレイ「いや、モノの例えさ。　つまり神様でもないのに
　　　　不思議な力を行使する者を魔法使いと呼んだわけ
　　　　さ」
カイ　「ふーむ、なんだか漠然としてるな……」
クレイ「いや、本来の魔法使いがどういうものかは、ちゃ
　　　　んと参考になる人がいるんだ」
カイ　「ほう」
クレイ「指輪物語のガンダウルフさ」
カイ　「ん？　ローブに杖の定番キャラではないのか？」
クレイ「それは認識不足だぜ。　映画版を見ればよりわか
　　　　りやすいんだが、あのじーさんは戦のときには単
　　　　騎で敵陣に突っ込んで、杖で鎧を着込んだ騎士や
　　　　戦士達をたおしまくったんだ」
カイ　「……そういえば、足もホビットよりも速かったよ
　　　　うな……」
クレイ「おまけに矢や投石なんかが飛び交うなかに踊りこ
　　　　んで傷一つ負わない」
カイ　「つまりあれか、傷を負わないから鎧はいらず、強
　　　　いから剣は要らない……」
クレイ「そのうえで、常人には不可侵の力を振るう、何で
　　　　もありなのが、魔法使いなのさ。少なくともトー
　　　　ルキンが指輪物語を書いたときまではこうだった
　　　　んだ」
カイ　「では現在のイメージはいったい……」
クレイ「そりゃやっぱりゲームの影響だろうな。なんらか
　　　　の制限をかけなきゃ、魔法使いしかいらなくなる
　　　　からなぁ」
カイ　「制約を受けざるもの……、魔法使いをそうあらわ
　　　　す地域もあるというが……」
クレイ「それはそれでまたマニアックな呼称を……」


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【7】あとがき。

もうすぐ梅雨ですね。つい籠もりがちになりますが、そんな時には是非投稿を（笑
新人さん＆復帰さんの投稿も楽しみにしていますよー！

なにはともあれ第10号発行です。
前回に引き続き、

・読みたい記事内容
・読みやすくするためのアドバイス
・投稿記事（アナタの書いた内容が記事になります
・その他諸々の協力者

など、随時募集しています。
他にも、うんちくてらろまてぃっくのネタやキャラの使用許可も歓迎です。
もちろん、コーナーを丸々書いちゃうコトも可能ですので、どうぞよろしく！

そして「私のおススメ」も大募集です。
本でも映画でもみんなにおススメしたいモノ、熱く語ってみませんか？
こちらは不定期連載予定。投稿が集まり次第発動する企画ともいいます（ぇ

「テラロマ・ワールドガイド」では、投稿内で出てきた地域や施設、アイテムなどの
情報を募集しています。現在特に欲しいのが「ソフィニア」関連情報。
こちらは担当者・葉月瞬までお願いします。


現在協力者３人。お世話になります（ペコリ
このＰＴを取り上げて欲しい、という自己申告なんかもアリですよ。
記事に問題があった場合は、苦情もしっかりお願いします。

苦情やご意見はマリムラ[e-mail]まで